
作業服を扱うワークマンとWORKMAN Plusなどの既存店966店、作業服を扱わない新業態のWORKMAN Colorsとその前身の#ワークマン女子120店の合計1086店を展開する株式会社ワークマン(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役社長:小濱英之)のPBリカバリーウェア「MEDiHEAL®(メディヒール)」シリーズはブランドアンバサダーに武井壮さんを迎え、当社にとって空前絶後のヒット製品になりました。その第1弾の秋冬商戦に向けた生産分の211万着/37億円は16日間で完売しました。次は春夏物の半袖リカバリールームウェアとリカバリーハーフパンツを12月19日より順次投入して、店頭在庫を復活させます。
「MEDiHEAL®(メディヒール)」にはお客様が殺到して、9月1日の発売後1週間で完売となりました。その背景は他社の高価格製品と同等の性能がありながら、ダントツの低価格であったためです。その後も断続的に入荷しましたが「焼け石に水」でした。211万着の実売期間は平均で16日でした。当社価格帯のリカバリーウェアは競合が皆無で、「作れば売れる」状態になっています。
欠品によるお客様へのご不便とご迷惑を解消するため、海外の生産体制を再構築しました。生産拠点を発注から生産までに時間がかかる東南アジアから、短納期で大量生産ができて品質も高い中国に移しました。中国に繊維素材と副資材産業が集中しているからです。コストアップになりますが、お客様の利便性を優先しました。結果、12〜2月の販売用に437万着/71億円が入荷し、当社がリカバリーウェア市場を「席巻」します。その内訳は12月107万着、1月146万着、2月184万着と拡大します。最終的にはリカバリーウェアの大衆化をめざして、年間で2000万着以上の生産能力を確保しました。これは当初の計画を大幅に修正し、約4倍以上(昨年の8倍)の計画になります。
12月から2月までのメディヒールの製品別の入荷計画は以下の通りです(詳細は資料①):
| 12月中旬 | 12月下旬 | 1月中旬 | 1月下旬 | 2月中旬 | 2月下旬 | 計 | |
| 冬物 | 20万 | 20万 | |||||
| 通年物 | 22万 | 15万 | 41万 | 93万 | 41万 | 212万 | |
| 春夏物 | 65万 | 57万 | 33万 | 50万 | 205万 | ||
| 計 | 20万 | 87万 | 72万 | 74万 | 143万 | 41万 | 437万 |
26年春夏物のMEDiHEAL®(メディヒール)は莫大な数量になります。このため、全春夏物1/3のアイテムは1月下旬からの実売期前の12月下旬から店舗に納品が始まります。特に上図の紫色の122万着は冬物や通年物をご購入頂き「MEDiHEAL®(メディヒール)」の良さを体感し「沼って」いるお客様に春夏物を先行確保して頂くための入荷です。12月下旬~1月中旬は追加購入客に向けて春夏物の販促をかけます。お陰様で「MEDiHEAL®(メディヒール)」を一度使うと、1年中手放せないお客様が大多数です。9月以降の入荷即完売状態を見て、既存客は春夏物が確保できるか不安を感じています。
長らく在庫ゼロが続いた当社各店の「MEDiHEAL®(メディヒール)」売場は12月下旬には当社全1086店で復活します。さらに、1月下旬には全店で「MEDiHEAL®(メディヒール)」の豊富な在庫を持つ「常設売場」が完成します。作業服を扱うワークマンとWORKMAN Plusなど既存店の966店では平均1500着を常時陳列します。1日50着を消化しても、1ヶ月は欠品しません。
12月〜2月に入荷する437万着のうち、店舗在庫として256万着を割り当てます。店舗の在庫定数1500着を維持するため、本部の各流通センターでも181万着の店舗への補充用在庫を持ちます。また、Workman Colors/#ワークマン女子の新業態120店では男性客より疲れを感じている女性客が多いため、2000着以上の店頭在庫を持ちます。女性客に強いWorkman Colors/#ワークマン女子の120店は秋冬商戦では全体の4割を販売しました。
なお、厚生労働省の2023年の「国民健康・栄養調査」での「睡眠の状況」では直近1ヶ月間の睡眠で休養がとれていない人の割合は25.1%もいます。睡眠障害者は2009年より増加しています。別の10万人への調査注)では、疲れが取れて元気だと思う人は全体の21%しかいませんでした。30代で元気だと思う人は12.5%で、年代別で最低でした。また、女性の方が男性より疲れを感じています。当社が男性の高年齢層を想定顧客にして、女性と若年層のニーズを過小評価したことが欠品の原因でした。
本リリースでは入荷が早い春夏物の1/3だけを紹介しますが、春夏物の「衝撃」の新製品の全容と生産数は2月8日(日)〜9日(月)に東京国際フォーラムで開催される「ワークマンColors & MEDiHEAL®(メディヒール)新製品発表会」で披露します。詳しくは、後日リリースされる発表会記事をご覧下さい。当社はリカバリーウェア市場の数量シェアで26年3月期に国内で圧倒的な1位になります。27年3月期末までには販売金額でもトップを目指します。
注)一般社団法人 日本リカバリー協会 「日本の疲労状況2025」より
https://www.recovery.or.jp/research/9513/
資料①
12月19日から順次入荷する製品


資料②
MEDiHEAL®(メディヒール)売場での大量陳列イメージ(ショッピングセンター店)
1月下旬~

<ワークマンの概要>
| 社名 | 株式会社ワークマン |
|---|---|
| 住所 | 東京本部:東京都台東区東上野 4-8-1 関東信越本部:群馬県伊勢崎市柴町 1732 |
| 業種 | フランチャイズシステムで、作業服、作業用品およびアウトドア・スポーツウエアを販売する専門店チェーン |
| 店舗数 | 1086店舗(2025年11月30日現在) ワークマン 260店舗 WORKMAN Pro 10店舗 WORKMAN Plus 674店舗 WORKMAN PlusII 22店舗 #ワークマン女子 55店舗 Workman Colors 65店舗※ ※ 作業服を扱わない商業施設建屋内のWORKMAN Plus11店を含む |
| 上場 | 東証スタンダード(7564) |
業績
(単位:百万円)
| チェーン全店売上 | 当期純利益 | |
|---|---|---|
| 19年3月期 | 93,039 | 9,809 |
| 20年3月期 | 122,044 | 13,369 |
| 21年3月期 | 146,653 | 17,039 |
| 22年3月期 | 156,597 | 18,303 |
| 23年3月期 | 169,856 | 16,656 |
| 24年3月期 | 175,250 | 15,986 |
| 25年3月期 | 183,132 | 16,892 |
本件に関するお問い合わせ先
広報部 松重 尚志 n_matushige@workman.co.jp
広報部 小雀 杏実 a_kosuzume@workman.co.jp

