ワークマン既存店560店(WORKMAN Pro 1店舗を含む)とWORKMAN Plus369店、さらに話題の「#ワークマン女子」 11店の計940店を全国展開する株式会社ワークマン(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役社長:小濱英之)は、全売上の62%を占めるPB製品の価格を据え置くことを宣言します。最近の円安・原料高・輸送費高騰の三重苦の影響で、食品・ガソリン・光熱費の大幅な値上げが家計を直撃していますが、「機能性とコストパフォーマンス」で人気の高いワークマンは自社のPB製品の価格を維持することにしました。
三重苦のビジネス環境で、ワークマンは22年の春夏物からPB製品の値上げも検討していましたが、以下の理由で価格を据え置くことを決断しました。消費マインドが冷え込む中、今回の決定は「攻め」や「拡大策」でなく、どちらかというと新たに獲得したシェアを維持するための「ディフェンシブ」な意味が強いです。家計の可処分所得が減少する中で、価格の維持だけではあまり増収要因にはならないと考えます:
① ワークマンは「機能と価格」に優れたブランドであるというイメージの定着
→ 「機能と価格」でファンになった新規顧客が多く、ブランドイメージを毀損する値上げはしにくい
② 最近の「WORKMAN Plus」と「#ワークマン女子」のブームで獲得した新規顧客の維持
→ 値上げを避けることでまだ完全に固定客化していない新規顧客の離反を防ぐ
③ ワークマンのPB製品は980/1900/2900/3900円などの区切れの良い価格にしているため、大幅な値上げしかできない構造になっている
→ 同じデザインで耐久撥水ウェアが2900円ならば防水ウェアは3900円などと定価には規則性があり、機能を見れば顧客が価格を推定できるようになっている (このため値札を見ないで購入する顧客が多い)
ワークマンは「守り」として価格を据え置く一方、もう一つの特徴である「攻め」の機能性を更に高めて独自の市場を創出していきます。ワークマンの機能性ウェアの強みは:
① 海外の素材メーカーと提携して作ったオリジナルの高機能素材が爆発的にヒットしている
INAREM 低価格ながら耐水圧、透湿性が異常に高い独自の新素材
REPAIR-TECH® 穴を自動修復してダウン・フェザー・綿が外に出ない独自の新素材
② 防寒・猛暑・風雨雪に強い仕事着で、しかもデザイン性があって街着にもなるウェアの拡大
③ 撥水・防汚機能を付加したで女性向けデザイン性高機能ウェアで新しい市場を開拓している
④ サステナブルな機能性ウェアの比率を高め、5年以内にPB品の50%をめざす
なお、極端な円安・原料高・海上運賃の高騰などが同時に進行する場合には、値上げに踏み切らざるを得ないことも想定されます。ただ、収益面で大きな影響が出ない範囲で、PB品の価格を据え置いていく方針です。
以上
<ワークマンの概要>
社名 | 株式会社ワークマン |
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住所 | 東京本部:東京都台東区東上野4-8-1 TIXTOWER UENO 関東信越本部:群馬県伊勢崎市柴町1732 |
業種 | フランチャイズシステムで、作業服、作業用品およびアウトドア・スポーツウエアを販売する専門店チェーン |
店舗数 | 940店舗(2022年1月31日現在) ワークマン 560店舗 WORKMAN Plus 369店舗 #ワークマン女子 11店舗 |
上場 | ジャスダック(7564) |
業績
(単位:百万円)
チェーン全店売上 | 当期純利益 | |
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17年3月期 | 74,291 | 7,142 |
18年3月期 | 79,703 | 7,844 |
19年3月期 | 93,039 | 9,809 |
20年3月期 | 122,044 | 13,369 |
21年3月期 | 146,653 | 17,039 |
取材に関するお問い合わせ先
営業企画部/広報部 林 知幸 03-3847-7760 t_hayashi@workman.co.jp
営業企画部/広報部 伊藤 磨耶 03-3847-7760 m_itou@workman.co.jp