本業回帰の新業態店「WORKMAN Pro」のシンボル的製品として大量に生産
ワークマン既存店592店とWORKMAN Plus 321店、さらに話題の「#ワークマン女子」 6店の計919店を全国展開する株式会社ワークマン(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役社長:小濱英之)はStylish作業服に本格的に参入します。当社初のStylish作業服「PRO CORE®」シリーズは派生の2製品を合わせて、当社でPB作業服としてはダントツ1位を狙います。Stylish作業服は当社のベーシックな汎用的作業服(G-Nextシリーズ)と異なり、流行があって在庫コントロールが難しいため、これまで参入を躊躇していました。
先行している国内メーカーのStylish作業服販売は最大で10~15万着/年なので、当社の120万着は桁外れの数量になります。当社としてもこれまでのPB作業服で一番売れた製品は60万着/年でしたので、2倍以上に数量になります。当社が膨大な数量で参入する理由は2つあります:
1) 作業服のStylish化の流れが決定的になって、デニムの作業服も当たり前になってきたため
⇒ 当社が強いベーシックな汎用作業服(G-Next)では35才以下の若い作業客のニーズを取り込めない
2) Stylish作業服はセパレートにするとアウトドアや一般客、更に高感度の女性客までの需要が見込める
⇒ 上下セットで着ると作業服に見えるが、上着とパンツを別々に着るとワイルドなファッションになる
これまでワークマンは個人と小規模法人向けにG-Nextシリーズの汎用作業服を7種類展開して、各製品とも年間40~60万着を販売してきました。G-Nextシリーズの売上は年間10%~15%の成長を続けているため、ベーシックな作業服では業界で圧倒的なシェアを取っています。作業服のStylish化の流れに沿うため、昨年デニムのPRO COREシリーズをテスト販売しました。安全のため15万着(それでも業界1位)だけ生産しましたが、大人気ですぐに売り切れた店舗が続出しました。
Stylish作業服にはこれまでの汎用作業服ほど社内に知見がなかったので、職人経験のあるアンバサダーの山下幸一さんの提案を「丸呑み」して開発しました。
1)人気のPRO CORE®ブラストデニム 8月下旬発売予定(2021年モデル)※ジョガーパンツは9月下旬発売予定
- ジャンパー3,900円、ジョガーパンツ2,900円を50万着生産
- 昨年のものより更にソフトなヘビーオンスデニムに生まれ変わって進化
- デニムファン向けの主流のStylish作業服
テスト販売で反応が良かったので、社内データサイエンティストの需要予測に基づき50万着を生産します。
プロ職人をターゲットにした初のコラボモデル
「PRO CORE®DENIM SERIES(デニムシリーズ)」商品ページはこちら
2)新発売!業界激震のPRO CORE® SUPER STRECH(普及価格なので用途が広がる)ジャンパー2,900円、カーゴパンツ1,900円 8月下旬発売予定
- ジャケット、パンツともに驚異的なストレッチ150%で動きやすさバツグン
- 当社初の製品染色仕様でのカラーを演出(ブラウン、グレー、グリーン、キャメル)
- シルエットはアンバサダーの声を反映したSUPER FIT STYLEでスタイリッシュ
- 市場価格の3分の1、業界を震撼させる圧倒的な低価格
- 肩・背中・肘・膝・かかと等の各部位に補強素材を使い衝撃吸収・耐久性アップ
本製品はワークマンにしかできない価格を実現しました。セパレーツで着ると「ライダーズジャケット」や「Gジャン」、「ジーンズパンツ」になり、一般客や女性客まで対象が広がります。低価格帯の派生製品には自信があるため、新製品としては異例の60万着を初年度から生産します。
「PRO CORE®SUPER STRETCH SERIES(スーパーストレッチシリーズ)」商品ページはこちら
3)プレミアモデルPRO CORE® BLACK EDITION(派生品の最上位モデル)10月下旬発売予定
- ジャンパー4,900円、カーゴパンツ3,900円でシリーズ最強の機能、10万着をテスト販売
- CORDURA®デニム+CORDURA®補強ナイロンを使用したハイスペックモデル
- 動きやすさを重視し、肘・膝に蛇腹素材を使用して動きやすさバツグン
- ハーネス使用時に邪魔になりにくいポケット配置で収納力もダントツ
- ブラック生地、付属品をワントーンで統一したコダワリのBLACK STYLE
当社は冒険をしない会社なので、高めの製品には警戒感があるため少ない数量から始めます。
だだ、若い作業客の「嗜好」に合わせた尖ったを持つため、発売直後から人気化する可能性もあります。
「PRO CORE®BLACK EDITION(派生品の最上位モデル)」商品ページはこちら
4)PRO CORE®ヒータージャケット4,900円(別売りハーフバッテリー8Vセット4,900円)10月下旬発売予定
- 電熱ヒーターで究極の暖かさ+急な小雨でも対応可能な撥水加工
- Stylishさと機能の両立
- 若い作業客向けのヒータージャケットの決定版
当社は究極の機能性を追求しているため、秋冬新製品でのヒーター化の流れが止まりません。スーツやスカートまで電熱ヒーターを搭載します。本製品は屋外作業用ですので、当然ながら電熱ヒーター付のモデルを開発しました。
「PRO CORE® ヒータージャケット(別売りハーフバッテリー8Vセット)」商品ページはこちら
ワークマンは昨年の「#ワークマン女子」店の開店以来、作業客から「悲報!俺たちのワークマンはどこへいった」、「女性客が多く店舗に入りにくい」との声が上がりました。そこで本業重視の3つの方針を打ち出しました。
- ①本業回帰作業客回帰の新業態店「WORKMAN Pro」 第1号の板橋前野本通り店を今年12月に出店。
- ②本業回帰と若い作業客の取り込みをめざして、Stylish作業服に本格参入
- ③その一方で本業離脱の「#ワークマン女子」店の出店も加速して、作業客が多い既存店から一般客や女性客を「#ワークマン女子店」にできるだけ吸収して、作業客の利便性を回復する。
新業態「WORKMAN Pro」店は新規出店よりも、ワークマン既存店からの改装を進めます。作業客が多く常に満車状態になっているワークマン既存店(特に首都圏)は、駐車時間の長い一般客が増えるWORKMAN Plus店に改装できないため、WORKMAN Pro店に改装していきます。
以上
<ワークマンの概要>
社名 | 株式会社ワークマン |
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住所 | 東京本部:東京都台東区東上野4-8-1 TIXTOWER UENO 関東信越本部:群馬県伊勢崎市柴町1732 |
業種 | フランチャイズシステムで、作業服、作業用品およびアウトドア・スポーツウエアを販売する専門店チェーン |
店舗数 | 919店舗(2021年7月31日現在) ワークマン 592店舗 WORKMAN Plus 321店舗 #ワークマン女子 6店舗 |
上場 | ジャスダック(7564) |
業績
(単位:百万円)
チェーン全店売上 | 当期純利益 | |
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17年3月期 | 74,291 | 7,142 |
18年3月期 | 79,703 | 7,844 |
19年3月期 | 93,039 | 9,809 |
20年3月期 | 122,044 | 13,369 |
21年3月期 | 146,653 | 17,039 |
取材に関するお問い合わせ先
営業企画部/広報部 林 知幸 03-3847-7760 (携帯電話 080-2186-8793) t_hayashi@workman.co.jp
営業企画部/広報部 伊藤 磨耶 03-3847-7760 m_itou@workman.co.jp