ワークマン既存店592店とWORKMAN Plus 318店、さらに話題の「#ワークマン女子」 6店の計916店を全国展開する株式会社ワークマン(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役社長:小濱英之)は当社アンバサダーのこだわりの提案を丸呑みして開発した本格アウトドア用の「アンバサダーねこまるさんリュック(キャンプ女子が作る!大容量アウトドアリュック)」(定価3,900円、収納容量18Lクラス)と世界一周をめざすバックパッカーも使える「アンバサダーうめのさんリュック(タフ旅リュック)」(定価4,900円、容量41Lクラス)の2つの新製品を8月上旬に全店で発売します。
前者の初年度販売数は5万個、後者は4万個です。初年度はリスク回避のため少なめに作りますが、2年目から需要に見合った大増産をかけます。これらは機能優先で「尖りまくった」製品です。これまでは価格と機能のバランスで生きてきたワークマンが、初めてPBバッグの定価2,900円の壁を突破して機能を優先した製品を世に出します。それでも、同機能のブランド品と比べると1/4~1/5の価格です。
ワークマンのカバンには、もともとヘルメット/工具/作業靴/着替えの作業服(汚れたり汗をかく場合)を入れる作業用大型バックに根強い需要がありました。5年前からは一般客が増えて、一般用バッグはこの5年間で毎年150%の売上成長が続いています。最初にブームになったのが「防水バッグシリーズ」(10L、24L、30L)で、雨の日の作業客向けに開発した防水製品が口コミでライダーさんやアウトドア客に一挙に広がりました。次に超軽量撥水リュック(20L)が人気化しました。今回のようにその分野の第1人者であるアンバサダーの提案を全面採用して作った「妥協のない」本格リュックが第3のヒット製品に育つことを期待しています。
本製品の機能やデザインを提案した「ねこまるさん」はソロキャンパーの人気ユーチューバーで、チャンネル登録者が11.5万も人います。当社のアンバサダーとして製品開発に参画して、看板製品である「シェルジャケット」や「LIGHTスリッポン」シリーズにかわいいデザインの製品を加えて、シリーズ全体を大ヒットさせました。ソロキャンプやアウトドアのわくわく感や使用環境を熟知したねこまるさんでなければできない世界観を表現しました。
今回のアウトドアリュック開発のきっかけは、昨年秋の当社「過酷ファッションショーWithアンバサダー」のトークショーに参加したねこまるさんへの司会の質問でした。今後のワークマンへの一番の期待はとの質問に対し、「キャンプに使えるリュック」と答えました。当社の製品開発責任者はねこまるさんが欲しがるものは必ず売れると思い、飛びつきました。実は、ねこまるさんは今後プロとして活躍するため、近く当社アンバサダーを卒業します。これが最後のコラボ製品で、「卒業制作」になります。
A.「アンバサダーねこまるさんリュック(キャンプ女子が作る!大容量アウトドアリュック)」の特徴は
①高撥水加工(ねこまるさんの一番のこだわり)
②収納の多さと2種類のジョイントバック(Cで別途紹介)が取り付け可能
③リュック下のドローコードを付けた(テント/寝袋/マット/チェアなどがつぶれないようにする)
同時に、耐水圧1万㎜のレザー防水生地でドローコードを外したビジネス用モデルも発売します。
※アンバサダー個人の感想によるものです
JB002「ジョイントバッグパック」商品ページはこちら
「うめのさん」は旅のプロで、年間300日も旅をしています。「住所移動無飾」でチャンネル登録者が2.4万人いるトラベルユーチューバーのうめのさん「こだわり」の提案を丸呑みしてトラベルリュックを開発しました。うめのさんが昨年当社の新製品展示会のバックコーナーに来て、「本格的なトラベルリュックが欲しい」と、つぶやいたことがきっかけでした。ワークマンは社是である「声のする方に、進化する」会社ですが、個別の消費者ではなく、消費者を代表する人気アンバサダーの声を聞いています。登録者やフォロアーを多く持つアンバサダーには業界を熟知していて、消費をリードするオピニオンリーダー的存在です。
B.「アンバサダーうめのさん タフ旅リュック」の特徴は
日本中を旅する「旅のプロ」が開発した世界1周もできる本格トラベルバック(タフ旅リュック)
①高撥水加工
②本体収納の多さと2種類のジョイントバック(Cで別途紹介)が取り付け可能
③フルオープンタイプで大量の物を効率よく詰め込める
④移動時にリュックを固定するためのウェストベルトとチェストベルト付き
⑤収納ポケット付きのウェストベストは取り外しも可能
※アンバサダー個人の感想によるものです
JB001「ジョイントバッグパックハイカーズエディション」商品ページはこちら
本製品は本格的なトラベルリュックですが、半分は電車で現場に通う大都市圏の作業客がご購入されると見込んでいます。フルオープン方式はヘルメットの出し入れに最適です。また、ヘルメット・安全靴・替え着・タオル・工具などの仕事の必需品を収納するとかなりの重さになり、ウェストベルトで腰に固定しないと歩きにくいです。防汚・撥水機能も職人さんに歓迎されます。作業客は当社バッグの中で最大容量(約41L)のものとして購入されます。このようにバックに作業客からも固い需要があるため、当社は新規分野への参入が比較的容易です。
C.両リュックに取り付け可能な付属製品
1) ジョイントサコッシュ(税込980円)
2) ジョイントチョークサコッシュ(税込980円)
写真の通り、そのまま使ったり、リュックに取り付けて自分風にカスタマイズすることが可能
「ジョイントサコッシュシリーズ」商品ページはこちら
ワークマンの22年3月期のバック全体の売上は25億円になる見込みです。これは前期比で150%アップになります。これまでバッグは「ついで買い」のアイテムでしたが、高成長カテゴリーになってきました。今後はより尖った機能のあるPBバッグを重点的に開発していきます。
以上
<ワークマンの概要>
社名 | 株式会社ワークマン |
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住所 | 東京本部:東京都台東区東上野4-8-1 TIXTOWER UENO 関東信越本部:群馬県伊勢崎市柴町1732 |
業種 | フランチャイズシステムで、作業服、作業用品およびアウトドア・スポーツウエアを販売する専門店チェーン |
店舗数 | 916店舗(2021年6月30日現在) ワークマン 592店舗 WORKMAN Plus 318店舗 #ワークマン女子 6店舗 |
上場 | ジャスダック(7564) |
業績
(単位:百万円)
チェーン全店売上 | 当期純利益 | |
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17年3月期 | 74,291 | 7,142 |
18年3月期 | 79,703 | 7,844 |
19年3月期 | 93,039 | 9,809 |
20年3月期 | 122,044 | 13,369 |
21年3月期 | 146,653 | 17,039 |
取材に関するお問い合わせ先
営業企画部/広報部 林 知幸 03-3847-7760 (携帯電話 080-2186-8793) t_hayashi@workman.co.jp
営業企画部/広報部 伊藤 磨耶 03-3847-7760 m_itou@workman.co.jp