2024.07.30お知らせ

【機能格付け宣言】 耐雨度/防寒度/ストレッチ度/美脚度から開始 分かり難い機能を格付けして選び易くする、将来は業界標準を狙う

ワークマン368店、WORKMAN Pro10店、WORKMAN Plus 568店、#ワークマン女子店66店とWORKMAN PlusⅡ9店の計1021店を展開する株式会社ワークマン(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役社長:小濱英之)は一番のウリである機能性の表示が「分かりにくい」とか数字の表示だけでは具体的でないとの消費者の声が寄せられている中で、今年の秋冬物から自社PB製品に対して機能格付けを開始します。その第1弾として耐雨度/防寒度/ストレッチ度/美脚度を3〜5段階で格付けして、機能性製品を選びやすくします。
※作業服を扱わないショッピングセンター内のWORKMAN Plus12店を含む

当社は日本の機能性ウェア市場をリードする立場として、機能性の表示をより分かりやすくする責務があると考えています。消費者が格付けで直感的に機能レベルを理解できるようになると、機能性ウェアの需要がより高まるはず(豪雨と小雨用の耐雨製品を2着ご購入など)です。当社の格付け基準が固まった段階で、格付け基準や測定手法を他社にも公開して当社機能格付けを業界標準にすることをめざします。
※以前、小売大手の品質/安全基準が業界標準になった例もあり

当社製品の機能性表示としては、現在別紙3のように約260種類のピクトグラムを商品タグに付けています。一番多機能な製品には14個のピクトグラムが付いています。ただ、ピクトグラムにある機能のレベルが不明との声があります。撥水性や防水性のピクトグラムがあっても、どのくらいの雨に耐えられるのか?ストレッチ性といっても伸びる度合いは? などが消費者から指摘されています。

当社が今年の秋冬物で格付けをする機能は下記の4点です:

  1. 耐雨度
    小雨、本降り、豪雨に耐えられる
    参考)「耐雨製品」には第3者機関で測定された耐水圧や透湿性などの性能数値はあるが、使用シーン(雨のレベル)は分からなかった
  2. 防寒度
    摂氏5度まで、マイナス5度まで、マイナス15度まで耐えられる
    保温性、発熱性、生地の目付(密度)も考慮
  3. ストレッチ度
    30~40%(座るとき楽)まで、40~50%まで(屈伸が楽)、50%以上(激しいダンスOK)
    方向性(縦、横、2方向)、キックバック率も考慮
  4. 美脚度
    体型に依存せずに「体型をカバーしてキレイなバランスで見られる」レベルで格付け

    上記の機能格付けの詳細は別紙1をご覧ください。また、来年の春夏物からは「冷感度」、「UVカット度」、「収納度」などの格付けを開始します。

「2024年ワークマン秋冬物新製品発表会」(日本最大のアパレル個展)は8月26日(月)に東京国際フォーラムで開催されます。発表会のテーマは重要度順に下記です:

メイン・テーマ 「機能の格付け、始まる」  - 販売は当社全店
        対象4アイテムを格付け別にファッション寄りのコーデで展示
サブ・テーマ① 一般男性客用の「大人カジュアル宣言」 - #ワークマン女子店の専売品
サブ・テーマ② トレンドを追う短納期生産の Workman Colorsブランド製品が初登場 - #ワークマン女子店の専売品

発表会には約500人のインフルエンサーが無償で参加しますが、その総フォロアー数は3600万人になります。展示会からのSNS発信だけでも、当社の「機能格付け」の認知度が高まります。

最後に、当社の機能格付けを進めるスケジュールは下記です:

第1段階   展示会で格付けを公開して、機能系インフルエンサーの意見を取り入れる        
       店舗では格付けされた製品をPOPで告知
第2段階   格付け表示のある製品タグを作る - 別紙2をご参照
第3段階   製品名にも格付け数字を入れる (W1〜W5など)
第4段階   格付けや測定の基準を公開して、他社にも当社の格付け基準を採用して頂く
       (必要があれば第3者検査機関と提携して認定制度を作る)

当社の社是は「声のする方に、進化する」なので、機能格付けも消費者の声を代弁するインフルエンサーの意見を取り入れて進化していきます。当社PB品の計画生産のサイクルは1年(1年前に発注)なので、第3段階までの達成には2サイクル=2年をかけます。なお、第4段階の目標期限は3年です。

別紙資料

別紙1  格付け基準の例
別紙2  製品タグの機能格付け表示例 
別紙3  現在当社が使用している機能ピクトグラム一覧

<ワークマンの概要>

社名 株式会社ワークマン
住所 東京本部:東京都台東区東上野 4-8-1
関東信越本部:群馬県伊勢崎市柴町 1732
業種 フランチャイズシステムで、作業服、作業用品およびアウトドア・スポーツウエアを販売する専門店チェーン
店舗数 1021店舗(2024年6月30日現在)
ワークマン 368店舗
WORKMAN Pro 10店舗
WORKMAN Plus 568店舗
WORKMAN PlusII 9店舗
#ワークマン女子 66店舗※2
※2 ショッピングセンターのWORKMAN Plusを含みます
上場 東証スタンダード(7564)

業績

(単位:百万円)

チェーン全店売上 当期純利益
19年3月期 93,039 9,809
20年3月期 122,044 13,369
21年3月期 146,653 17,039
22年3月期 156,597 18,303
23年3月期 169,856 16,656
24年3月期 175,250 15,986

取材に関するお問い合わせ先

広報部 松重 尚志 03-3847-7760 n_matushige@workman.co.jp
広報部 伊藤 磨耶 03-3847-7760 m_itou@workman.co.jp