2019.05.28お知らせ

「WORKMAN Plus」の現状と今後の出店戦略:30日に佐野高萩/西那須野店を出店

20年3月までに77店舗体制になります(路面新店40店、既存店改装28店、SC9店)

作業服・作業用品のフランチャイズ小売店を全国に840店展開する株式会社ワークマン(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役社長:小濱英之)の新業態店「WORKMAN Plus」は5月末までに21店になります。内、路面新店が9店、路面改装店が8店、ショッピングセンター店が4店です。5月30日(木)には北関東初の「WORKMAN Plus」佐野高萩/西那須野店の2店を出店して、当社の本拠地である北関東で一般客の取り込みを加速していきます。

「WORKMAN Plus」路面新店は売上が地区新店平均の2倍以上になり、路面改装店は従来の売上の2~3倍になっています。Plus店の周辺既存店はPlus店人気で一般客が増えて、売上成長率が急上昇しています。このため、今後の新規出店はすべてPlus店にします。

「WORKMAN Plus」路面店はアウトドアウェアとStylish作業服の2つの売場を持つ複合店になります。作業服はカジュアル化が極端に進んでいて、両売場の境界はありません。一般客には70%が自分の売場に見え、プロ客には90%以上が自分の売場に見えます。平日の朝夕は主にプロ客、昼と休日は一般客がご来店されます。今後のPlus店は異なる客層が時間で使い分ける「二毛作」的な店舗になるため、これまでの新店の2倍以上の売上をめざします。

最近のワークマン店舗は2つのタイプに分かれていました。
①高成長地域
関西、中四国、九州などワークマンの進出が比較的遅く、店年齢の若い地域
プロ客と一般客を取り込み中で、売上はまだ②のレベルになっていない
「プロ客のワークマン」のイメージが薄いため、一般客比率が高く急成長中

②中成長地域
関東、東海、東北など早くから進出した地域で、ワークマンの本拠地
プロ客の取り込みがほぼ完了して高い売上と圧倒的な地域シェアを持つ
「プロ客のワークマン」のイメージが強烈で、一般客の来店が①より少ない

「WORKMAN Plus」の出店戦略
1) 第1弾は首都圏で「広告塔」的なショッピングセンター店と路面旗艦店を出店。
大量のTV CMとマスコミ/SNSに取り上げられたことにより「WORKMAN Plus」が劇的に人気化=ブランド化し、最大2時間待ちの入店制限が発生しました。副次的効果として東京、神奈川県全体が高成長地域になりました。

2) 第2弾は高成長地域への出店で、もともと一般客が多く成功が約束された地域でした。安全面から先ずは①の関西、広島、九州に出店しましたが、各店ともレジ待ちの長い行列ができて大盛況でした。進出県下の既存店も売上が急増して絶好調です。この地域は出店の余地が十分あるため、Plus化は路面新店が担います。

3) 第3弾はこれから始まるワークマンの「牙城」である②の関東、東海、東北への進出です。
5月16日に開店した愛知県「WORKMAN Plus」3店は県下全既存店の売上を急増させて愛知県も高成長地域になりました。5月30日の北関東初の佐野高萩/西那須野店は愛知県と同じタイプの地域のため一般客が殺到することが見込まれます。関東、東海、東北は出店密度が高く新店を出しにくいので、店舗改装とScrap&Buildを中心にPlus化を進めます。

今後、西日本では主に新店出店を加速化させ、関東・東海・東北では店舗改装を優先的に進めます。20年3月期末にはこれまでの発表より多い77店舗体制になる予定です。その内訳は路面新店40店、既存店改装28店、ショッピングセンター9店です。「WORKMAN Plus」化により全国の既存店を「高成長」店舗にしていき、将来はFC加盟店の「2億円」店舗化をめざします。
ワークマンプラス店舗写真

<ワークマンの概要>

社   名 株式会社ワークマン
住   所 東京本部:東京都台東区東上野4-8-1
関東信越本部:群馬県伊勢崎市柴町1732
業   種 作業服、作業用品、アウトドア・スポーツ・レインウェアを販売する専門店フランチャイズチェーンの運営
店 舗 数 840店舗(2019年5月28日現在)
グ ル ー プ ワークマンは年商8,800億円のベイシアグループのべイシア、カインズと並ぶ中核メンバーです
上   場 ジャスダック(7564)

業   績

(単位:百万円)
チェーン全店売上 当期純利益
16年3月期 71,465 6,233
17年3月期 74,291 7,142
18年3月期 79,703 7,844
19年3月期 93,039 9,809
20年3月期(予測) 103,500 10,889

本件に関するお問い合わせ先

営業企画部 加藤 良介 03-3847-7760 (携帯電話 080-2186-8764) r_kato@workman.co.jp
営業企画部 林 知幸 03-3847-7760 (携帯電話 080-2186-8793) t_hayashi@workman.co.jp

今後の出店の問い合わせ先

①SC店
株式会社MJYコンサルタント 大和 正洋 (電話 03-5428-4045) m-yamato@mjy-consult.com
②路面店
ワークマン開発部 (電話03-3847-7745) wm_kaihatsu@workman.co.jp

WORKMAN Plus出店計画

新店 既存店改装 SC 合計
18/9 5 ららぽーと立川
11 8 川崎中野島
22 ららぽーと富士見
12 20 等々力(東京)
3 14 福岡和白、鳥栖(佐賀) 門司(福岡)
14 練馬石神井(東京)
21 広島温品 広島海田、大阪水無瀬 ららぽーと甲子園
累計 6店 3店 3店 12店
4 4 ららぽーと平塚
25 さいたま大和田、和歌山榎原
25 日田(大分)
5 16 豊橋北岩田(愛知) 中川法華、守山吉根(愛知)
30 西那須野(栃木) 佐野高萩(栃木)
6 6 安曇野穂高(長野) 松本埋橋(長野)
6 沼田薄根(群馬)
20 白山(石川)
27 直江津(新潟) 新潟山木戸、新発田(新潟)
27 鹿児島中山
9 旭川旭町(北海道) 札幌新川、江別大麻(北海道)
13 トレッサ横浜
福岡今宿、大野城仲畑(福岡)
高松三名(香川)
日立日高(茨城)
熊本平田
累計 18店 15店 5店 38店
10 3 ららぽーと沼津
南仙台、気仙沼鹿折(宮城) 岩沼(宮城)
堺豊田、松原(大阪) 堺百舌鳥赤畑(大阪)
福岡吉塚 テラスモール松戸
出水(鹿児島)
矢板(栃木) ひたち野牛久(茨城)
11 山形南原
宇部流川(山口)、徳島論田
青森沖舘、八戸苗代(青森)
12 小樽、函館北斗(北海道) 岐阜金園、津河芸(三重)
半田有脇(愛知)、八尾宮町(大阪)
小倉長行(福岡)
熊本桜木東、山鹿(熊本)
20/1 北広島(北海道) 福山南本庄(広島)
小田急相模原(神奈川) 高知若松
3 川崎大師(神奈川)、柏桜台(千葉) 前橋南モール(群馬) 交渉中
香芝(奈良) 交渉中
寝屋川木田本宮(大阪)
浦添経塚(沖縄)、 交渉中
累計 40店 28店 9店 77店

※オリンピック施設工事による建設資材不足の影響で開店スケジュールが遅れる可能性があります。